キリスト教Q&A
Q & A
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人間として初めて物理的に宇宙空間に飛び出したガガーリンは、有名な「地球は青かった」の言葉の他に、「天には神はいなかった。あたりを一生懸命ぐるぐる見回してみたが、やっぱり神は見当たらなかった」と言いました。
神という存在は人間の都合による想像物だと考える人もいます。しかし、クリスチャンは宇宙を全て造られた神の存在を信じています。聖書の冒頭に出てくる有名な言葉は「初めに神は天地を創造された」(創世記1:1)という言葉です。私たちがこの世界を見ますときにこの世界が人間の命を維持し、養うように設計されていることに驚きます。宇宙の膨張率、星と星との平均距離、空気中の炭素と酸素の割合、地球の地軸の傾き加減、地球と太陽の距離、地球の公転速度など、何か人間を越えた大きな存在がなければこのような秩序をもたらし、保ちえない事実に気づかされます。聖書はこのように説明しています。「どんな家でもだれかが造るわけです。万物を造られたのは神なのです」(ヘブライ3:4)
人が神を想像できる事実、どの社会でも見られる宗教心、人間の中に見られる良きものへの憧れ、そのようなこと自体が神の存在を指し示しているのではないでしょうか。人には見えない神の存在を心で見ることが出来るのです。見えなくても、心で見ることができる確かにある神の世界をあなたも経験してみませんか。あなたは、あの「星の王子様」(サン・テグジュペリ著)で、キツネが言った言葉を覚えているでしょうか。「心で見なくちゃ、ものごとはよく見えないってことさ。かんじなことは、目にみえないんだよ」。
本物というのは、心で見えるものです。本当の神もそうです。あなたも「心の目」で神を見ることができますように。この神を知るときにあなたは必ず生きていて良かったと思われる人生を送ることが出来てまいります。